2011年11月18日金曜日

今日はオペレーション成功!

昨日のオペレーション失敗を反省材料に、おくにしさんのアドバイスもあり、大幅に段取りを見直し、段違いに楽になりました。段取りや動線って大事です。

今日は、スープごはん2種。ラタトゥイユ(鶏肉)、ペルシャ風ラムと大豆とハーブ。各500円。

あと、お味見用にサラダを無料でお持ち帰りいただきました。
大根と(カブが入ることも)ハムとタマネギのサラダ。少しだけバジルも入れました。これは弟(アメリカで料理やってます)にカブにあうレシピを教えてくれといいましたら、かぶとハムとシソのサラダ、といわれたので、シソがなかったのでバジルを入れました。りんご酢とオリーブオイル、本当にごく微量のガーリック。あとは塩コショウ。

写真のような小さなパックで100円。60グラム入ってます。ダブルサイズもあります。これをしばらく定番でつくろうと思います。


このサラダ、おぎの家ではサラダボールでつくって出すと、野菜はほとんど食べない子どもがどんぶり一杯くらいペロッと食べてしまうという定番のサラダ。カブやキャベツが入ることもあります。その時の仕入れでおいしそうな野菜でおつくりします。基本は大根で。
あとは、そのときの野菜を見ながら、野菜の塩こうじ漬けもつくってみます。

鶏肉のハーブ焼きもしばらく定番でお出ししようと思います。100グラムで200円。鶏のもも肉をワインとりんご酢で蒸し焼きに。セイジ、キャラウェイ、ローズマリーなどハーブがいろいろ入ってますが、それほど気にならないと思います。りんご酢のすっぱさも煮てしまうとほとんど感じません。

実はこのメニュー、もともと、ピクルスを作っているときに、あわててお肉が入った煮込みをつくるときに使ったお玉でかき回してしまい、あああっ!!しまったー!と思ったのですが時すでに遅し。ピクルスはベジタリアンのお客様が召し上がる可能性もあるので、どうしよう、ピクルス液捨てようかでももったいないしと迷った末に、肉に触ったからダメならそのまま肉料理に使えばいっか、といきあたりばったりに鶏肉をこれで蒸し焼きにしたら思いのほかおいしかったという。これ、豚肉でもいけるんじゃないかという味なので、いずれやってみます。しばらく前から少し余裕ができたら豚の塩漬けをつくりたいと思っているので、 それを調理するときに同じレシピで。

明日はお休みです。オペレーション見直して少し慣れてきました、といったら、田村さんに「一年経つと楽になりますよ~」と励まされました。うう。一年ですか・・・先は長いですが、なんとかがんばります。

月曜日はスープご飯2種。スープカレーをつくろうと思います。定番のスープをいくつか決めて、そのなかから一日に2種類くらいをお出ししていこうかと思います。
もし余裕があったら、お持ち帰りできるようなものをもう何品かつくってみます。


ところで今日は「ソノヨコ」時代のお客様が訪ねてきてくださいました。
「ソノヨコ」は、2005年に宇都宮大学の陣内雄次先生の研究室の関係で、すでに解散した市民グループ「とちぎ市民まちづくり研究所」メンバーとして立ち上げに関わらせていただいたコミュニティ・カフェで、曜日替わり方式で、私は当初、穴埋めもかねて月・火・水と3日、その後、月火の二日、2年ほどにわたって担当させていただきました。そのときの屋号は「テシオ」でした。

ソノヨコが入っていた建物はその後、取り壊しになってしまい、それを機にとちぎ市民まちづくり研究所も解散、「ソノヨコ」はお引越しして「ソノツギ」になり、陣内先生が代表をされているNPO法人宇都宮まちづくり市民工房に引き継がれ、今でも宇都宮大学の並びで営業を続けています。

私はもうソノツギには関わっていませんが、あれからほぼ7年。今、にのさんをやりはじめてみると、やっぱりどうしてもソノヨコに似てきてしまいます。やはりあれがルーツだったなあ、といまさらながら思います。飲食を提供するということのたいへんさや楽しさも、あのときに知りました。ソノヨコ一日目には、世のすべての飲食業の人たちが超人に思えました。ええっ!!トーカローのおじちゃん(お隣にあった宇大前で30年以上営業していた中華料理屋さん。建物取り壊しにあわせてその後、移転)、こんなたいへんなこと30年以上もやってるの??!!っというカルチャーショック。立場が変わるとこんなにも違うものなのかと思いました。若い頃、お弁当屋さんでバイトはしたことがあるのですが、バイトと、どんな小さな店でも自分で店を回すのではまったくちがったのでした。それで、たしかにたいへんなのですが、それでもやっぱり、ものすごく魅力的だなあ、ということもわかりました。いつか子どもが成長して少し身動きできるようになったらやりたい、とその時に思いました。

応援してくださるお客様が育てる店、というところも、にのさんはソノヨコに似ているような気がします。 これから「にのさん」も、細くても長く長く続けられるようにがんばります。

0 件のコメント:

コメントを投稿