2012年12月28日金曜日

本年はお世話になりました


にのさんが開店してから、1年が経ちました。
一年、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

にのさん開店当初のブログを振り返ると、本当に品数も少なくて、おまけに、自分の趣味に走ったへんなメニューも多く、これを根気強く見守り、育ててくださってきたお客様に、心底、頭が下がります。

もともと調理のプロではなく家庭料理なのでそのへんのバランス感覚は現場でつかむほかなく、
最初の頃の記録の写真をみると、ピンクの大根おろしがでてきたりして、自分でぎょっとしています。
ピンクの大根おろしは、赤いダイコンをおろしたら結果、ピンクになりました。
ちょっときれいだなーと思ったのですが、食べ物やさんで出す食べ物としてはやはりNGなのだということが、やっているうちに徐々にわかってきました。

冬、春、夏、秋と季節が過ぎ、なんとか一日も休まず、12時には開店することができ、多くのお客様にご来店をいただきました。

お店のメニューは、店主が決めているようで実はそうでもなくて、いろいろ店主がよかれと思ってつくるのですが、お客様がそこからセレクトしていって、選んでいただけないものはメニューから外していくので淘汰されていき、結果、店のメニューがだんだんとできていく、といった感じでした。

ほぼ毎日きてくださるお客様もいらっしゃるので、毎日内容を変えたほうがいいのかな?と思ったりもしたのですが、逆にお客様から「今日は(昨日と同じ)あれはないの?」と訊かれることがあり、徐々に定番メニューも決まってきました。

ご家族のお話をしてくださるお客様もいらして、なにかちょっと、惣菜屋というよりは、下宿屋のおばさんに似てるのかな、と思ったりもしています。

後半は、ブログの更新が滞ってしまいましたが、来年は、また書くようにがんばります。
ただ、定番メニューが増えていることから「今日は何をつくりました。」だけだと、自分でも飽きてしまうので、なにか続けられる工夫を、年末年始のお休みの間に考えてみたいと思います。


にのさんは、今日が2012年のラスト営業日です。年始は4日(金)から営業いたします。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。





2012年12月5日水曜日

久々にペルシャ風ラムのスープをつくりました

おはようございます。

唐突ですが、本日、思い立ってペルシャ風のラムと大豆とハーブのスープをつくりました。

現地の人は、長いタイプのお米を塩味でゆでて、スープカレーのように上にかけて食べます。
とろみはなく、辛くもありません。

フレッシュオニオンやにんにくをかじりながら食べると気分はオペックです。
とはいえ、中東料理店ではないので、スープ単品でお出しします。

最近は、からあげ、とりてりなどが定番化しており、そこにしょうが焼きやマーボードーフなどをつくったりしますが、たまに自分でかわったものがつくりたくなりますので、そのようなものが紛れ込むこともあります。あと、イカとセロリのマリネなども。それから季節限定今だけのフレッシュオリーブもあります。

自然農法の和久井さんのダイコンもサラダなどで使います。無農薬・無肥料なので、葉っぱもごま油でいためてみました。