2015年3月1日日曜日

小麦粉なしの料理のレシピ開発にはまっております

臨時休業中ということもあり、小麦粉を使わないでどうやったら惣菜屋の定番料理がつくれるのか、試行錯誤中です。

からあげは比較的簡単に切り替えができたのですが、難しいのが麺類です。いつかはつくれるようになりたいのが、小麦粉を使っていないやきそばです。先日から、いろいろな麺を仕入れてきては食べているのですが、やきそばにあうかというと、それはちょっと違う料理では?という感じになってしまいます。


惣菜屋の定番料理は、そのまま、子どもが好きな料理に直結します。

店主もアレルギー体質なので経験があるのですが、アレルギーと好き嫌いは関係がないため、好きなものなのに食べられないというのが辛いところです。目の前で誰かが大好きなものを食べている。でも自分は食べられない。あるいはCMで、町のお店の看板で、食べたいもの、好きなものがあるのに、自分はそれを食べられない。うらやましいし、悲しいです。匂いとかあったら、泣きたいレベルです。

そのつらさをこの際なので共有してみようと思いまして、このたび、店主も小麦粉を食べるのをやめてみました。実際にやめてみると、外食で食べられるもので子どもが好きそうなものは、ほとんどNGになってしまうのではないか、という印象です。

これは、大人でもつらい。子どもであればなおのことでしょう。焼きそばが食べられない。餃子が食べられない。ラーメンもダメ。ハンバーガーも。たぶん、市販のデミグラスソースやホワイトソースにも小麦粉が入っているものが多いはずなので、それらを使った料理もクリティカルです。

好きなのに。酷です。


今、試しているのがパンと餃子です。パンがうまくできるようになれば、トンカツなども小麦粉フリーでつくれるはずなのですが、商品としてお出しできるところまでいくのかどうか、ちょっと今のところまだわかりません。

いろいろ勉強していきたいと思います。



(ちなみに、重篤は反応のアレルギーを持つ方がご自身のアレルギーの内容をあまりおおっぴらにいうことはよくないこともあるようです。店主の昔の知人で、魚卵アレルギーがあるのに、周囲の人に理解がなく、いたずらで少量入れられてしまい、すぐに呼吸困難になり、そのまま救急車、という経験をされた方がいらっしゃいました。気のせいだから本人が知らなければ反応しないだろうと思われたらしいです。文字通りしゃれになりません。)