2012年2月1日水曜日

2月1日(水)

昨日はブログをお休みしてしまいました。
先週の金曜日にとちぎテレビさんで放送していただきました。ありがとうございました。
今日はたぶん、産経新聞さんに掲載いただいたと思うのですが、まだ見ていません。記者の方があとで記事を持ってきてくださるそうです。

今日は、鶏肉と野菜を赤ワインで炒めたものを新しくつくりました。
鶏肉を赤ワインでマリネしておいて、じゃがいもとにんじんと一緒に強火で炒めながら、こげる寸前くらいで赤ワインを足して、またいためて足して、といったものです。


新しく煮豚もつくってみました。端っこは丼にしました。

ほか、牛肉の細切りいため、ダイコンと豚肉の煮物、きりぼしダイコン、サラダなどです。

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さっきはちらっと雪が降りましたが、夕方近くになって晴れてきました。
午後は、本当はどら焼きをつくってみたかったのですが、ベーキングパウダーが行方不明です。
予定を変更して、パン用のディップ(スプレッド)をつくることにしました。




クリームチーズに、それぞれ自家製のバジルペーストと小豆の煮たものをあわせました。小豆の煮たものに使っているお砂糖は三温糖です。家では白いお砂糖を使わないので、お店でもきび砂糖か三温糖を使っています。次の日の朝食などにお使いいただけるように、これからたびたび作ってみます。

にのさんを一緒にやっている田村さんは益子でパン工房をやっています。→Boulanfe 770
田村家とは、昔、宇大の前で『ソノヨコ』というカフェをやっていた頃からのお付き合いです。ソノヨコの自分の担当の日には、田村さんに教えてもらったレシピでプチパンをつくって、サラダのワンプレートやスープと一緒にお出ししていました。(先日、その頃の仲間が訪ねてきてくれて、サラダを食べて「なつかしい」といってくれました。)

田村さんは、この7年くらいのおつきあいの間に、まずはセルフビルドでギャラリーを建て、その後、さらにパン工房もセルフビルドで建ててしまい、日曜日だけ営業するパン工房で木工作品や奥さんの香織さんの陶芸作品、天然酵母のパンを販売しています。こつこつとひとつずつ、何年もかけて目標を達成していくのには脱帽というほかなく、私にとっては、ソノヨコ時代からのお料理の先生でもあるのですが、なにか迷ったときや節目のときに、ふらっと日曜日、田村さんのギャラリーに訪ねて行って、話しているうちに自分で勝手に納得して帰ってきたりしています。

田村さんのパンは、飾り気なくみっちりぎっしりとしていて、何年か前、自分が体調を崩して普通にものが食べられなくなってしまったことがあるのですが、なにも口に入れたくないときに何が食べられそうか考えたときに、田村さんのパンなら食べられそうだと思って、益子まで買いにいったりしていました。そのときは、田村さんのパンと、大豆でつくったビスケットがあるのですが、それなら食べられたので少しまとめて買ってきて、食事がわりにそれをかじったりしていました。四角くて固いビスケットで、あまり甘くないのですが、固いのをじっくりと噛んでいると、おおげさですが、生きている実感がします。田村さんのつくるものはみんな、そういう感じがします。にのさんのごはんは、プロフェッショナルなものではなくふつうの家庭料理なのですが、田村さんのつくるもののように、少し体調が悪いときにでも食べられるようなごはんをつくりたい、というのが自分の目標です。元気なときには、揚げ物でもなんでも食べられると思うのですが、人間、いつもいつも元気なわけではなく、体調が悪かったり元気がなかったりする時期も誰にでもあると思います。そんなときに、高級なものでも特別なものでもないけれど、これだったら食べられそうかな?みたいなものをつくりたいです。

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