2012年9月23日日曜日

急に秋です

いつになったら暑さがやわらぐのかと思っていたら、昨日あたりから急に寒くなりました。

今週もブログが週末更新になってしまいました。週末に書くと、リアルタイムなメニューのお話からずれてしまい、また、今日のお話は食からも少しずれてしまいますがお許しください。

昨日、奥日光に行ってきました。奥日光はもう秋の気配で、紅葉が始まっている木もちらほらとみかけました。

ところで、奥日光といえば硫黄泉。温泉大好きで必ず温泉に寄るのですが、この硫黄泉がらみでちょっとびっくりの経験を書きます。

化学物質過敏でアレルギー満載、衣食住にたいへん不自由な自分なのですが、実は17年位前からずっと直らなかった湿疹があり、ちょっとぽつっとある程度で見た目は地味で、足のひざ下にしか出ないのですが、これが死ぬほどかゆいのです。発症した当初、血液検査もしたのですが、調べた疑わしいアレルゲンのほとんどにアレルギー反応が出てしまい、これでは特定するのは無理だとあきらめ、その後はひどくなったときのステロイド剤による対症療法でごまかしごまかしやってきました。もうこれは一生直らないのかなあ、と思っていたのですが、もしかして薬なしで治るかも?の気配が濃厚となりました。

それは、山友だちに連れられていった奥日光の硫黄泉に端を発します。あまり硫黄泉には入ったことがなかったのですが(いつも行く温泉がたまたまアルカリ泉が多かったため)、誘われて硫黄泉に入った翌日、あれ?という変化がありました。湿疹歴も17年にもなりますと、もう、あるのがあたりまえ、ひどいときにはステロイドでごまかすのであまり悪化もしないのですが、表面はふつうでも、皮膚の奥のほうで軽くかゆい感覚があるのがすでに常態になっています。これが、硫黄泉に入った次の日に、わりとすっきりと、あれ、かゆくない、という自覚がありました。泉質が体質にあったのかなんなのか、湿疹が急に沈静化したのです。

これはもしかして温泉効果?これで治ったら夢のようだと思っていたのですが、あることをきっかけにすぐに再発。しかし、かゆくない状態から再発したため、「なにに反応してどの瞬間に再発したのか」が、ようやっとして明確になったのです。

それは、わかってがっくりの「シャンプー」だったのでした。シャワーに入ってもうすぐにかゆみが出てきて、あ、これだ、と、ようやくわかったのです。中に入っているなんらかの成分に反応しているのかもしれません。こんなに簡単な答えだと、それに気が付かず、ずっとアレルギー源になるものをせっせと使い続けながらそれを治そうと医者に通い続けてきた自分にほとほと嫌気がさしますが、そういえば、17年間、たしかに休むことなくシャンプーで洗髪しつづけてきたのは事実なので、それがアレルゲンだったら完治するわけなどないのでした。

その後、シャンプーを液体のせっけんに変更したところ劇的に改善、外出した際などになにかの物質を吸い込んだようなときに反応して軽く再発することはあるのですが、前に比べると格段の差。ほぼ完治に向かっているといっていいと思います。なんと17年ぶりの湿疹なしの生活で夢のようです。

以来、日光にいくたび硫黄泉です。 これから寒くなると山歩きも難しくなってきますが、温泉だけでもいきたいです。

これからますます、温泉が恋しい季節です。









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