2014年2月21日金曜日

サバイバルなときのごはん

ブログの更新がほぼ月に一回になっているので、お店では出せない料理についてもこれから書いていくことにしました。とりあえずのテーマは、いざというときに限られた食材でつくれるごはんのレシピ(というほどでもないですが)です。

3.11の後、にのさんがある栃木県内では、一時期、スーパーから食材がかなりごそっと減りました。関東以北はおそらくみんなそうだったと思うのですが、常にあることが前提の食材が無くなる、いつ確保できるかわからない、といった状況は、普段はあまり経験することがなく、あわてて備蓄につとめた人もおおいのではないでしょうか。

にのさん店主もそのひとりでありまして、その後、落ち着いてから、「いざというときのために」といって備蓄した甘栗がいまだ残っていて、先週の大雪の時にようやく消費しました。(賞味期限はとっくに切れていたのですが、自分で食べる分にはいいかと思って食べたところ、まったく問題ないどころかたいへんおいしくて、レトルト食品のすごさを実感しました。)

結局、いつもと違うものをあわてて買っても、消費しないということなのかもしれません。


2011年の大震災のときを考えても、仮に流通がストップしてしまったとしても、数日もたせれば、ご家庭にある食材を工夫すれば、買い足しをしなくてもいける場合が多いのではないかと思います。先週の雪害もそうですが、災害の時には、緊急で食料を必要としている方が出てくるはずですので、間に合うのであれば、あわてて買いだめしたりせず、できるだけ自宅にあるもので済ませたほうがいいのではないかと感じました。

惣菜屋に限らずだと思うのですが、飲食店をやっていると、半端な食材が余ったりします。捨てても差し支えないく らいの微量なのですが、これが案外、馬鹿にならなくて、ちりも積もれば山で、たぶん、これだけ食べていても、私一人くらいだったら生きていけるのではないかと思います。

おそらく、それはご家庭でも同様で、ちょっとした余った食材を組み合わせれば、数日くらいは買い足しをしなくてもなんとかなるのではないかと思います。

というわけで、これからたまに、まかない的なサバイバルごはんをご紹介していきたいと思います。






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